ローマングラスです。
紀元前から紀元後4世紀にローマ帝国領域で作られたガラスが地中に埋もれ、長い時間をかけて成分の珪酸や酸化アルミなどが土中の鉄、銅、マグネシウムなどと「ガラスの銀化」といわれる化学反応を起こしてできたもの。
「ガラスの銀化」は様々な環境条件が整ってはじめて起こる現象。
それが幾重にも膜が重なり合い、皮膜の熱さにより美しい虹色に輝くガラスになりました。
石とは違った魅力を感じられる、珍しい商品です。
今回1つだけ仕入れました。
Instagramで動画をご覧いただけます。
https://www.instagram.com/reel/CsgNndoA1Yw/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MmJiY2I4NDBkZg==
※基本的には現代のガラスと同じで、表面に銀化のあるものは油分(皮脂やハンドクリームなど)で触れないようにご注意下さい。一度油分が付着すると銀化が無くなったように表面上見えますが、食器用洗剤などで油分を優しく洗い落とすと再度銀化が現れます。人工でつくられたローマンガラスは銀化膜をボンドで貼り付けてあるため、ローマンガラスの見分ける方法としても使用できます。
3.2cm×2.3cm×0.3cm 2.5g アフガニスタン
Youtubeで室内、屋外の動画を下記のリンクにてご覧いただけます。
室内:https://youtube.com/shorts/asEVwuV6W2A?feature=share
屋外:https://youtube.com/shorts/rXqhR8qIIFI?feature=share